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【ノーコードで実現】ZoomのデータをGitLabに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-10-08

【ノーコードで実現】ZoomのデータをGitLabに自動的に連携する方法

杉山 歩優

「Zoomでミーティングをスケジュールしたら、GitLabにイシューを手動で作成している…」
「ミーティングのURLや議題をGitLabに転記するのが地味に面倒で、たまに間違えてしまう…」
このように、ZoomとGitLabを併用する中で、二つのツール間の情報連携に手間やストレスを感じていませんか?
特に開発業務においては、迅速な情報共有がプロジェクトの進行速度に直結するため、手作業によるタイムラグやミスは避けたいものです。

もし、<span class="mark-yellow">Zoomでミーティングが作成されたタイミングで、関連情報がGitLabにイシューとして自動で登録される仕組み</span>があれば、こうした日々の細かな作業から解放され、入力ミスや共有漏れといったヒューマンエラーを防ぐことができるため、開発者は本来の業務に一層集中できる環境を整えられます。

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定できるので、ぜひこの機会に導入して、チームの生産性をさらに向上させましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">ZoomとGitLabを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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ZoomとGitLabを連携してできること

ZoomとGitLabのAPIを連携させることで、これまで手動で行っていた多くの定型業務を自動化できます。
例えば、Zoomでミーティングが作成された際に、その情報を基にGitLabにイシューを自動で作成するといったことが可能になり、手作業による手間やミスを削減します。

ここでは具体的な自動化の例をいくつかご紹介しますので、気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Zoomでミーティングが作成されたら、GitLabにイシューを作成する

Zoomで新しいミーティングが作成されるたびに、その議題や参加者、ミーティングURLといった情報をGitLabにイシューとして自動で作成します。

この連携により、<span class="mark-yellow">ミーティングに関連する開発タスクの起票を自動化し、手作業による転記の手間や情報共有の遅れ、記載ミスを減らす</span>ことで、チームは迅速にタスクに取り掛かることができます。

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Zoomで特定条件のミーティングが作成されたら、GitLabにイシューを作成する

Zoomで作成されたミーティングの中から、例えばトピックに「定例」や「要件定義」といった特定のキーワードが含まれるものだけを抽出し、GitLabにイシューを自動で作成します。

<span class="mark-yellow">必要なミーティングに関するタスクのみを自動で起票できるため、不要なイシューが乱立するのを防ぎ、より的確なタスク管理を実現</span>します。

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ZoomとGitLabの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にZoomとGitLabを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでZoomとGitLabの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

※今回連携するアプリの公式サイト:ZoomGitLab

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Zoomでミーティングが作成されたら、GitLabにイシューを作成する」フローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • ZoomとGitLabをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • Zoomのトリガー設定およびGitLabのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:ZoomとGitLabをマイアプリ連携

ここでは、Yoomとそれぞれのアプリを連携して、操作が行えるようにしていきます。

【Zoomのマイアプリ連携】

以下のナビやリンクをご参照ください。

※Zoomのプランによって利用可能なアクションが異なるので予めご注意ください。
現在は「ミーティングが終了したら」「ミーティングのレコーディング情報を取得する」というアクションがZoomの有料プランのみの対応となっています。

【GitLabのマイアプリ連携】

以下の手順をご参照ください。

ステップ2:テンプレートをコピーする

これからいよいよフローを作っていきます!
簡単に設定できるようテンプレートを利用しているので、まずはこちらをコピーしましょう。
Yoomにログインし、以下バナーの「試してみる」をクリックしてください。

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コピーすると以下のようにテンプレートがお使いのYoom管理画面にコピーされるので、「OK」を押して設定を進めていきましょう!
※コピーしたテンプレートは、プロジェクト一覧の「マイプロジェクト」から確認できます。

ステップ3:Zoomのトリガー設定

最初の設定です!Zoomでミーティングが作成されるとフローボットが起動します。
以下の赤枠をクリックしましょう。

タイトルを任意で修正し、連携するアカウント情報を確認しましょう。
アクションは変更せず、次に進みましょう!

API接続設定の画面が表示されたら、以下画像の手順に沿って、Webhookの設定をしていきましょう。
まずは、以下画像の赤枠部分をクリックします。
そのあと、こちらにアクセスし、設定を進めてください。

Webhookの設定後、テスト用にZoomミーティングを作成しましょう。
今回は以下のミーティングを作成しました。


設定が完了したら、テストをします。
テストに成功すると、取得した値が表示されます。

取得した値とは?
トリガーやオペレーション設定時に、「テスト」を実行して取得した値のことを指します。
後続のオペレーション設定時の値として利用でき、フローボットを起動する度に変動した値となります。

最後に、「保存する」をクリックしましょう。これで、 Zoomのトリガー設定が完了です!

ステップ4:GitLabにイシューを作成する設定

最後の設定です!
ここでは、先ほど取得したデータをGitLabのイシューに追加する設定を行います。
赤枠部分をクリックしましょう!

以下の内容を確認し、次に進みましょう!

  • タイトル:任意で修正
  • 連携するアカウント:合っているかを確認
  • アクション:「イシューを作成」を選択

次の画面で、必須項目を設定しましょう!

  • 「プロジェクトID」:入力欄をクリックして表示される候補から選択してください。
  • 「課題のタイトル」:入力欄をクリックして表示される取得した値を引用してください。
    ※なお、「課題のタイトル」や「説明」には、ご自身で作成した文章を挿入することも可能です。
    ただし、入力欄に直接入力した場合は固定値として設定されてしまうので注意が必要です。

設定完了後、「テスト」をクリックしましょう!
取得した値が表示されたら、確認します。


最後にGitLabの画面に移り、イシューが作成されたか確認をします。
作成されたことを確認できたら、「保存する」をクリックし、すべての設定が完了です!お疲れ様でした。

ステップ5:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

フロー画面に戻り、以下のようなメニューが表示されていればOKです。
早速フローを起動させる場合は、「トリガーをON」をクリックしましょう。

あとで起動させる場合は、フロー画面のトリガースイッチをクリックすることで、トリガーをONにできます。

GitLabのデータをZoomに連携したい場合

今回はZoomからGitLabへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にGitLabからZoomへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

GitLabでイシューが作成されたら、Zoomにミーティングを作成する

GitLabで新しいイシューが作成されたタイミングで、そのイシューのタイトルや内容を基にZoomミーティングを自動で作成します。

この連携を活用することで、<span class="mark-yellow">議論が必要なイシューに対してミーティングを設定し、生成されたURLを関係者に自動で共有できる</span>ため、課題解決までの時間を短縮できます。

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GitLabで特定条件のイシューが作成されたら、Zoomにミーティングを作成する

GitLabで作成されたイシューのうち、「緊急」や「バグ」といった特定のラベルが付与されたものだけを対象に、Zoomミーティングを自動で作成します。

このフローは条件分岐の処理を含むため、<span class="mark-yellow">優先度の高いイシューに対して迅速に議論の場を設けることが可能となり、</span>重要な問題への対応遅れを防ぎます。

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ZoomやGitLabを使ったその他の自動化例

今回ご紹介した連携以外でも、ZoomやGitLabのAPIを活用してさまざまな業務を自動化することが可能です。
もし気になるものがあればぜひこちらもお試しになってみてください!

Zoomを使った自動化例

会議のスケジュール登録から文字起こし・録画共有・議事管理まで、一連の流れを自動化できます。
例えば他ツールに予定を登録するだけでZoomミーティングを作成したり、終了後には録画URLや文字起こしをSlack・Chatwork・Backlogなどに自動で共有したりと、会議にまつわる情報整理の手間を削減します。
チーム全体で会議内容をすぐに共有できる体制を整えましょう!

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GitLabを使った自動化例

GitLabでのIssue作成を起点に、外部ツールと連携し、タスクの自動登録や通知、進行管理を効率化できます。
さらに、フォーム入力をもとにGitLab上でプロジェクトやIssueを自動生成することで、開発以外の部門からの依頼受付もシームレスに進めることができます。
複数ツールを横断する開発ワークフローを自動化し、チーム全体での情報共有スピードと作業効率の向上が期待できます。

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まとめ

ZoomとGitLabの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたミーティング情報の転記や、それに基づくイシュー作成といった一連の作業から解放され、ヒューマンエラーのリスクを減らすことができます。</span>

これにより、開発チームはタスクの抜け漏れを防ぎ、より迅速に議論や開発に着手できるため、プロジェクト全体のスピードアップに繋がるでしょう!

今回ご紹介したような業務自動化は、ノーコードツール「Yoom」を活用することで、プログラミングの知識がない方でも直感的な操作のみで簡単に構築できます。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:連携が失敗した場合、エラーに気づくための仕組みはありますか?

A:進行中のフローボットがエラーで停止された場合、Yoomに登録したメールアドレス宛てに通知が届きます。
通知先は、メールの他にSlackやChatworkも設定できます。

エラーの原因として、設定内容・フローボット起動時の取得した値の誤りやアプリの接続切れなどが挙げられます。

ヘルプページで解決しない場合は、サポート窓口を利用することもできます。

Q:ミーティングの録画完了後、録画URLをイシューに自動で追記できますか?

A:はい、下記の手順でできます。

  1. 「Zoomミーティングが終了したら」トリガーで録画URLを取得
  2. 「GitLabにイシューを作成」アクションの説明欄に、該当URLをマッピング

これにより、GitLabから録画リンクにアクセスできるため、情報共有の効率につながります。

Q:GitLabイシューの担当者やラベルも自動設定できますか?

A:はい、「イシューを作成」に進み、下記の画面で設定できます。
ただし、ここで設定したラベルや担当者は今後追加されるすべてのイシューに適用されるので注意してください。
ラベルや担当者を分けたい場合、Zoomトリガーの直下に「進行先を切り替える」オペレーション(有料プランで利用可能)を追加することで実現できます。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
無料でYoomを試す
この記事を書いた人
杉山 歩優
ITパスポート資格保有者。SaaS自動化ツール『Yoom』のオウンドメディアで、業務効率化をテーマに記事執筆を担う。これまでの業務経験を通じて、多くの定型業務に「もっと効率的に進められないか」という課題意識を抱き、業務フロー改善に関心を持つ。自身もSaaS連携ツールYoomを実際に利用し、RPAなどを活用した業務自動化を試みる中で、その手軽さとインパクトに感銘を受けた。過去の自分と同じように、日々の業務に課題を感じる非エンジニアの方にも伝わるよう、実体験を基にしたSaaS活用のヒントを発信している。
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