FreshserviceとChatGPTの連携イメージ

【ノーコードで実現】FreshserviceのデータをChatGPTに自動的に連携する方法

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アプリ同士の連携方法

2025-10-14

【ノーコードで実現】FreshserviceのデータをChatGPTに自動的に連携する方法

熊谷 涼夏

「Freshserviceに新しいチケットが作成されるたびに、内容を確認してChatGPTにコピペして要約や分類をしている…」
「手作業での対応だと、どうしても時間がかかってしまい、お客様への返信が遅れてしまうことがある…」
このように、FreshserviceとChatGPTを連携させる際の手作業に課題を感じていませんか?

もし、<span class="mark-yellow">Freshserviceにチケットが作成されたら、その内容を自動でChatGPTが解析し、要約やカテゴリ分類の結果をチケットに自動で追記する仕組み</span>があれば、これらの悩みが減少するはずですよね。

これにより問い合わせ対応の初動をスピードアップさせ、より質の高いサポート業務に集中できる貴重な時間を生み出すことができるかもしれません!

今回ご紹介する自動化の設定は、プログラミングの知識がなくても簡単に設定でき、日々の定型業務にかかる手間や時間を削減可能です。
ぜひこの機会に導入して、よりスマートな業務体制を構築しましょう!

とにかく早く試したい方へ

Yoomには<span class="mark-yellow">FreshserviceとChatGPTを連携するためのテンプレート</span>が用意されているので、今すぐ試したい方は以下よりバナーをクリックしてスタートしましょう!

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FreshserviceとChatGPTを連携してできること

FreshserviceとChatGPTのAPIを連携させることで、これまで手動で行っていたチケット内容の確認や転記、AIによる解析といった一連の作業を自動化できます。これにより、問い合わせ対応の効率が向上し、担当者はより複雑な問題解決に集中できるようになります。

ここでは、具体的な自動化の例をいくつかご紹介しますので、ご自身の業務に当てはまるものや気になる内容があれば、ぜひクリックしてみてください!

Freshserviceでチケットが作成されたら、ChatGPTで解析し結果を追加する

Freshserviceに新しいチケットが作成されると、その内容が自動でChatGPTに送られて要約や緊急度の判定などの解析が行われ、その結果が対象のチケットにコメントとして自動で追加されるため、<span class="mark-yellow">担当者はチケットの内容を把握し易くなり、対応の初動を短縮</span>できる可能性が高まります。

この連携は、Freshserviceの情報をChatGPTに直接連携するシンプルな構成です。

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FreshserviceとChatGPTの連携フローを作ってみよう

それでは、さっそく実際にFreshserviceとChatGPTを連携したフローを作成してみましょう!
今回はYoomを使用して、ノーコードでFreshserviceとChatGPTの連携を進めていきますので、もしまだYoomのアカウントをお持ちでない場合は、こちらの登録フォームからアカウントを発行しておきましょう。

▼今回連携するアプリの公式サイト:FreshserviceChatGPT

[Yoomとは]

フローの作成方法

今回は「Freshserviceでチケットが作成されたら、ChatGPTで解析し結果を追加する」フローを作成していきます!

作成の流れは大きく分けて以下です。

  • FreshserviceとChatGPTをマイアプリ連携
  • 該当のテンプレートをコピー
  • Freshserviceのトリガー設定およびChatGPTのアクション設定
  • トリガーをONにし、フローが起動するかを確認
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ステップ1:FreshserviceとChatGPTをマイアプリ連携

今回使用するアプリをYoomのマイアプリに登録します。
まずは基本的な操作を説明しているナビをご覧ください!

それではここから今回使用するアプリの登録方法について説明します。

1.Freshserviceのマイアプリ連携

画面左側の「マイアプリ」をクリックし、その後画面右側の「新規接続」をクリックしましょう。
検索窓にFreshserviceを入力し表示される候補をクリックします。

以下のような画面が表示されるため、Freshserviceで確認し入力しましょう。

マイアプリにFreshserviceが表示されていれば連携完了です。

2.ChatGPTのマイアプリ連携

  • ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。(APIが使用されたときに支払いができる状態)
  • ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。

マイアプリ連携については以下のナビをご確認ください。

ステップ2:テンプレートをコピーする

続いてYoomのテンプレートをコピーします。
テンプレートは自動化の大枠があらかじめ作成されており、それに沿って設定するだけでフローが完成するため、初心者の方にもおすすめです!
以下バナーのテンプレートの「このテンプレートを試してみる」のアイコンをクリックします。

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以下の画像のような画面が表示されたらテンプレートのコピーは完了です。

ステップ3:トリガーとなるFreshserviceの設定

Yoomのフローボットを動かす引き金となるアクションのことを「アプリトリガー」と呼びます。まずはこのトリガーの設定を行いましょう。
以下の赤枠をクリックします。

連携アカウントとアクションを選択する画面が表示されるので、今回連携するFreshserviceのアカウントを確認し「次へ」をクリックします。

アプリトリガーのAPI接続設定が表示されるので、設定を進めていきましょう。
トリガーの起動間隔は5分・10分・15分・30分・60分から選択できます。ご利用プランによって設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
※利用プランについてはこちらをご確認ください。

次に連携テストを行います。その際にトリガーを満たす必要があるため、実際にFreshserviceでチケットを作成しましょう。テスト用の仮の内容で問題ありません。
チケットが作成できたらテストボタンをクリックしましょう。

テストが成功するとテスト成功画面と取得した値が表示され、Freshserviceのデータが確認できます。「保存する」をクリックして完了です!
取得した値はこの後の設定で活用するデータとなります。取得した値について詳しくはこちらをご確認ください。

ステップ4:ChatGPTでテキストを生成する

Freshserviceで作成されたチケットの情報をChatGPTで要約するための設定を行います。
以下の赤枠をクリックしましょう。

連携アカウントとアクションを選択する画面が表示されるので、今回連携するChatGPTのアカウントを確認し「次へ」をクリックします。

メッセージ内容にはChatGPTでどのようなことを行うのかプロンプトを入力してください。
今回は以下のようにFreshserviceから取得した値を用いて「説明(テキスト)」を入力し、その他のプロンプトは直接入力をして入力しました。
取得した値を活用することで、固定値ではなく、トリガーが実行されるたびに最新の情報が反映できます。なお、取得した値を活用せずテキストを直接入力した箇所は固定値のため定型文となります。そのため、プロンプトを直接入力することで毎回同じ指示をAIに投げかけることが可能になります。

その他、ChatGPTへの指示も入力可能です。

ロールはデフォルトではユーザーとなりますが、任意で選択しましょう。

temperatureは値が高いとランダムで予測しにくい出力が多く、面白く、斬新な提案がされることが多く、値が低いとより一貫した、明確で安定した出力が得られます。
今回は要約のため、明確な答えに近いよう「0.5」を入力しました。

最大トークン数は実用的な範囲で考えると、 入力文(元のメール)のトークン数は約1,000トークン以内に収めることで、要約の精度も保たれやすいです。
今回は200と入力しました。

モデルは「gpt-4o」を入力することをお勧めします。

入力ができたら「テスト」をクリックしましょう!
取得した値とテスト成功画面に要約された文章が表示されていれば設定完了です。
確認後「保存する」をクリックしましょう!

ステップ5:Freshserviceのチケットを更新する

Freshserviceのチケット内容をChatGPTで要約した内容に更新するための設定を行います。
以下の赤枠をクリックしましょう。

連携アカウントとアクションを選択する画面が表示されるので、今回連携するFreshserviceのアカウントを確認し「次へ」をクリックします。

チケットIDは以下のようにFreshserviceから取得した値から選択し入力しましょう。

問題の詳細には、取得した値からFreshserviceとChatGPTから取得した値を用いて、要約前の説明と、ChatGPTで要約した内容を入力しました。

その他の設定項目は任意で設定します。

設定ができたら「テスト」をクリックしましょう。

実際にFreshserviceを確認し、チケットの内容が更新されているかを確認します。
確認ができたらYoomに戻り「テスト」をクリックしましょう。

ステップ6:トリガーをONに設定しフロー稼働の準備完了

以下の画面の赤枠部分「トリガーをON」をクリックすることで、フローボットが自動で起動します。

設定お疲れ様でした!

ChatGPTのデータをFreshserviceに連携したい場合

今回はFreshserviceからChatGPTへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にChatGPTを活用してFreshserviceにデータを登録するような連携も可能です。
例えば、フォームで受け付けた内容をChatGPTで処理してからFreshserviceにチケットを作成する、といった逆方向の自動化にご興味がある場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

フォームから回答が送信されたら、内容をChatGPTで解析しFreshserviceにチケットを作成する

Webサイトのフォームなどから送信された問い合わせ内容をトリガーとして、その情報をChatGPTが自動で解析し、要約やカテゴリ分類を行った上でFreshserviceにチケットとして起票するため、<span class="mark-yellow">手作業でのチケット作成業務を自動化し、担当者の負担を削減</span>します。

この連携は、フォームなどの別アプリを起点としてFreshserviceとChatGPTを連携させる構成です。

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FreshserviceやChatGPTのAPIを使ったその他の自動化例

FreshserviceやChatGPTのAPIを活用することで、チケット管理や問い合わせ対応のプロセスをスムーズに効率化できます。
Yoomにはこれらの業務を自動化できるテンプレートが多数用意されているので、ぜひご活用ください!

Freshserviceを使った自動化例

Freshserviceを使った自動化では、チケット作成から通知、他ツールへのデータ連携までを効率化できます。
例えば、フォームやメールの内容から自動でチケットを生成したり、SlackやMicrosoft Teamsなどのコミュニケーションツールに通知することで、対応の抜け漏れを防げます。
また、SharePointとの連携により、関連資料の管理もスムーズに行えます。

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ChatGPTを使った自動化例

ChatGPTを使った自動化では、問い合わせや投稿内容を自動解析し、要約・分類・返信などの作業を効率化できます。
SlackやChatworkなどのチャットツールと組み合わせることで、質問への対応を即時に行えます。
また、フォームやGmail、Salesforceなどと連携させることで、顧客対応やレポート作成の自動化にも役立ちます。

[[27259,66604,24575,69718,295904,158579,174962,237112,269967,273043]]

まとめ

FreshserviceとChatGPTの連携を自動化することで、<span class="mark-yellow">これまで手作業で行っていたチケット内容の確認、要約、転記といった一連の作業の手間を削減し、ヒューマンエラーを防ぐことができます。</span>

これにより、問い合わせ内容の緊急度や重要度を迅速かつ正確に把握し、担当者はより適切な初動対応を行うことが可能になるため、顧客満足度の向上にも繋がり、本来注力すべきコア業務に集中できる環境が整います!

今回ご紹介したような業務自動化を実現できるノーコードツール「Yoom」を使えば、プログラミングの知識がない方でも、画面上の指示に従って操作するだけで直感的に業務フローを構築可能です。
もし自動化に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひこちらの登録フォームから無料登録して、Yoomによる業務効率化を体験してみてください!

よくあるご質問

Q:連携が失敗した場合、通知や再実行はされますか?

A:連携が失敗した場合、Yoomのアカウント作成時に登録したメールアドレスに通知が送信されます。通知内容に掲載されているリンクからエラーの原因を確認することができます。エラー内容を確認し、修正が必要な場合は、Yoomのヘルプページを参考にしてみてください。
また以下のサポート窓口を使用することも可能です。

Q:連携にかかるおおよそのコスト感は?

A:FreshserviceとChatGPTの連携はYoomのフリープランから利用可能です。なお、フリープランは月100タスクまで利用可能ですが、Yoomでは1オペレーションにつき1タスクを消費するため、今回のフローでは月50件まで利用することが可能です。
なお、ChatGPTのアクションを実行するためにはChatGPTの有料プランの契約が必要です。 そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。

Q:Freshservice側のAPIキーはどこで取得しますか?

A:画面右上のアイコンをクリックし、プロフィール設定を開きます。
以下の画像の赤枠の箇所で、ロボットではないことを確認後にAPIキーが表示されます。

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
熊谷 涼夏
SaaSの自動連携システム「Yoom」のコンテンツ執筆を担当するWebライター。約3年間、Webマーケティング会社のカスタマーサポートとして顧客情報や社内データの管理業務に時間を費やした実体験を持つ。業務効率化に課題を抱える中でYoomと出会い、プログラミング知識がなくても簡単に業務自動化ができるSaaSツールの存在に感銘を受ける。Yoomを日々活用する中で「もっと早くこのITツールに出会えていれば」と痛感していることから、自身の実体験に基づいたYoomの活用法や効率化のヒントを分かりやすく伝えることに注力している。
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