Google スプレッドシートとSlackの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2024/08/29

Google スプレッドシート上で日付が今日に該当するレコードを取得して、毎日一括でSlackに通知する方法

s.yamashita

データの管理や共有に欠かせないツールとして、Google スプレッドシートは多くの企業で広く利用されています。
しかし、日常的にデータの整理を行う方にとって、決まった時間に手動で作業を行うのは負担がかかるかもしれません。

Yoomのアプリ連携を取り入れて、手間のかかる業務から解放されませんか?

今回紹介するのは、Google スプレッドシート上で日付が今日に該当するレコードを取得して、毎日一括でSlackに通知する方法です。
ノーコードでアプリの一元管理ができるYoomを使用したアプリ連携の流れを画像付きで詳しく解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

こんな方におすすめ

  • Google スプレッドシートとSlackを活用している方
  • Google スプレッドシートとSlackを連携して、業務効率化を考えている方
  • Google スプレッドシートとSlackを連携して、日常的にデータ整理を行なっている方
  • Google スプレッドシートとSlackを連携して、チーム間のコミュニケーションを強化したい方

今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

[Yoomとは]

Google スプレッドシートとSlackの連携フローの作り方

ここからは実際にYoomを使用したアプリ連携の流れを画像付きで紹介していきます!

①マイアプリ連携

Yoomにログイン後、左メニューにある「マイアプリ」を選択。

画面遷移後、「+新規接続」を押下してください。

連携したいアプリ名を検索窓に入力し、画面に従ってログインまたはサインインをすることで連携が完了します。
今回は「Google スプレッドシート」「Slack」を登録していきます。登録が完了するとマイアプリの一覧にアイコンが表示されます。

②既存のテンプレートをコピーする

テンプレートを使用することで、簡単に自動化ができます。
まずはYoomでマイプロジェクトを開き「+新規接続」を押下してください。

次に、「テンプレートギャラリーから作成」を選択。

右上の検索窓に「Google スプレッドシート上で日付が今日に該当するレコードを取得して毎日一括でSlackに通知する」を入力して検索します。
表示されたテンプレートの右側に、青字で「テンプレート作成」とあるので選択してください。

これでテンプレートのコピーまで完了しました。
ポップアップが表示されるのでOKを押します。

③トリガーの設定

まずは「指定したスケジュールになったら」を選択して、設定の確認をしていきます。


今回は平日勤務で当日のデータを抽出したいので、以下のような設定になっています。
時刻を変更したい場合は、数字を変更してください。
※ただし、分単位の指定はできないので注意が必要です。

問題なければ「保存する」を押して、最初の画面に戻ります。

④連携アプリの設定

次に「複数のレコードを取得する(最大10件)」を選択して、
連携するアカウント情報を入力してください。

下にスクロールしていくと「データベースの連携」という項目があります。
入力欄下部の補足を確認しつつ、入力を完了させてください。
入力後「次へ」を押します。

画面が遷移すると以下のような画面が出てきます。
取得したいレコード条件を以下のように設定することで、今日の日付のレコードを取得できます。


テストボタンを押すことで、動作確認ができるので必要に応じて試してみてください。
実際にテストに成功すると以下のような表示が出てきます。
※連携したスプレッドシートの内容により出力が異なります。

下にスクロールしていくと詳細設定部分があるので、必要に応じて設定してください。
このページの設定が完了したら「保存する」を押します。

最後に「チャンネルにメッセージを送る」の設定をしていきましょう。
連携するアカウント情報を入力して「次へ」を押してください。

面が遷移すると「投稿先のチャンネルID」「メッセージ」の設定画面が出てくるので、案内に沿って入力してください。

この際、送信先のチャンネルにYoomのアプリが追加されている必要があります。

【Yoomアプリをインストールする手順】

  • 送信先のSlackチャンネルを開いて、チャンネル名をクリック

  • インテグレーション → 「アプリを追加する」

  • 検索バーで「Yoom」を検索 → 追加

上記の手順でYoomアプリをチャンネル追加できます。

画面をスクロールすると以下の詳細設定項目が出てくるので、必要に応じて設定してください。
設定に不足がなければ「保存する」を押します。

そうすると以下のポップアップが表示されるので、「トリガーをON」を押してください。
最初の画面上部のトリガーONが画像のようになっていたらOKです!

「Google スプレッドシート上で日付が今日に該当するレコードを取得して毎日一括でSlackに通知する」の設定はすべて完了になります。
おつかれさまでした!

Google スプレッドシートやSlackのその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にもGoogle スプレッドシートやSlackのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

Google スプレッドシートとSlackのその他の自動化例

Google スプレッドシートで行が追加されたらSlackに通知できます。
また、Slackの投稿内容をGoogle スプレッドシートに追加したり、Slackの投稿内容を要約しGoogle スプレッドシートに追加することも可能です。

Google スプレッドシートを活用した自動化例

Google スプレッドシートで行が更新されたら、連絡先情報を更新する

Google スプレッドシートで行が更新されたら、連絡先を更新するフローボットです。
自動化により、入力ミスや更新漏れなどのヒューマンエラーの防止につながります。

Google スプレッドシートで行が更新されたら登録情報を削除する

Google スプレッドシートで行が更新されると、登録していた情報を削除できるフローボットです。

Google スプレッドシートのデータからメールを送付する

Google スプレッドシート内のデータを元に自動的にメールを送付します。

Slackを活用した自動化例

Slackでメッセージが送信されたら、投稿内容を追加する

Slackで送信されたメッセージをAI機能で要約することで、原文の文章量を減らせる可能性があります。

毎日、情報を自動取得しSlackに通知する

毎日決まった時間にSlackで自動通知できるため、確認や通知にかかる手間を軽減できるかもしれません。

様々なデータベースに登録された情報をもとに、Slackへ通知する

kintoneやHubspotなどのデータベースに登録された情報をSlackへ通知することが可能です。

Google スプレッドシートとSlackを連携するメリット

メリット1: タスクの見逃し防止

指定した条件でGoogle スプレッドシート上の日々のスケジュールやタスクをSlackに自動通知することで、チーム全員が必要な情報を即座に確認できるようになります。
特に締め切りが迫っているタスクや、当日に対応が必要な業務がある場合、<span class="mark-yellow">スケジュールの自動通知を設定しておくことで、手動での確認作業が不要になり重要なタスクの見落とし防止</span>につながるでしょう。
各メンバーが優先順位を適切に管理し、必要なアクションを迅速に行える点は嬉しいポイントです。

メリット2: データの一元管理

<span class="mark-yellow">Google スプレッドシートのデータをSlackに自動通知する設定をしておくことで、一方のアプリのみでデータ管理が可能になります。</span>
Google スプレッドシートのデータを誤って削除してしまった場合や、システムトラブルでデータが失われた場合でも、Slack側の通知履歴を参照することで該当のデータを特定するといった使い方もできそうです。
月や年毎にSlackの通知用チャンネルをアーカイブしておけば、過去の通知履歴を綺麗に整理できるのでぜひ参考にしてみてください。

まとめ

この記事ではGoogle スプレッドシートとSlackを連携させて、特定の日付のレコードを自動でSlackに通知する方法を紹介しました。
Google スプレッドシートのデータをSlackに自動通知することで、タスクの見逃しを防ぎチーム全体で効率的に情報を共有できるでしょう。
また、Slackにデータの履歴を残すことで、バックアップとしても機能するので、過去のデータを簡単に参照できる利便性があります。
Yoomを使えば専門知識がなくても、ノーコードで簡単にアプリ連携ができるので、この記事を参考にしてGoogle スプレッドシートとSlackの連携をぜひ試してみてください!

この記事を書いた人
s.yamashita
某上場企業のBPO事業部でSVを4年、メディア記事の編集・執筆を3年半ほど経験してきました。 他社からの委託業務を担当する仕事柄、多種多様なアプリを使用する機会がありました。 どうにか作業の効率化ができないかと悩んでいた時にYoomを知り、簡単にアプリ同士を連携させて自動化フローを作れることに感動したのを今でも覚えています! メディア記事に携わっていた経験を活かし、Yoomの魅力を分かりやすく伝えることで、みなさんの業務効率化をお手伝いできたら嬉しいです。
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自動化
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