2024/12/09
アプリ同士の連携方法

GoogleスプレッドシートとWordPressを連携して、Googleスプレッドシートでステータスが更新されたらWordPressで投稿を作成する方法

r.enta
GoogleスプレッドシートとWordPressの連携イメージ

目次

 

本記事では、Googleスプレッドシートの情報を活用して、WordPressの投稿を自動作成する方法をご紹介します。例えば、商品情報をスプレッドシートで管理し、新商品が追加された際に自動的にWordPressの記事を作成できます。これにより手作業での入力作業を省き、より多くの時間に戦略的な業務に集中できるようになります。

こんな方におすすめ

・Google スプレッドシートとWordPressを活用し、プロジェクト進行状況を自動で更新したい方

・手動での投稿作成に時間をかけているが、自動化で作業効率を上げたい方

・ウェブサイトのコンテンツ更新に追われているが、定期的な更新を自動化したい方

・チームメンバーとの情報共有に手間を感じている方

・WordPressの投稿内容が正確に反映されるよう、情報の一貫性を保ちたい方

GoogleスプレッドシートとWordPressの連携メリットと具体例

メリット1: 作業の効率化と時間の節約

スプレッドシートの更新と連動して、WordPressへの投稿が自動化されることで、大幅な時間短縮が実現します。
例えば、スプレッドシートでプロジェクト管理し、タスク進捗を更新します。このスプレッドシートの更新をトリガーに、WordPressのプロジェクトページに自動で進捗状況を追記する設定ができます。これにより、プロジェクトマネージャーは進捗状況を逐一WordPressに手動で入力する手間を省き、より戦略的なタスクに集中できるようになります。

メリット2: ミスの防止と一貫性の確保

スプレッドシートとWordPressの連携による自動化は、ヒューマンエラーを減らし、情報の一貫性を保つことに貢献します。
例えば、ECサイトで商品情報を管理しているとします。商品名、価格、在庫数などをスプレッドシートで管理し、それを基にWordPressのストアページに商品情報を自動表示させます。これにより、手動入力による誤字脱字や、スプレッドシートとストアページの情報が異なるといった不一致を防ぐことができます。

メリット3: コンテンツの定期的な更新と運用負担の軽減

スプレッドシートとWordPressの連携により、コンテンツの更新作業が自動化され、運用負担を大幅に軽減できます。
例えば、ブログ記事のネタをスプレッドシートで管理し、毎週新しい記事を投稿しているとします。スプレッドシートに新たな記事のタイトルや内容を追記すると、自動的にWordPressに新しい記事が作成される設定が可能です。これにより、記事の作成や更新作業をマニュアルで行う必要がなくなり、コンテンツの定期的な更新が容易になります。

[Yoomとは]


これから、プログラミング不要でアプリ連携が可能なYoomで「Google スプレッドシートでステータスが更新されたらWordPressで投稿を作成する」というフローボットの作成方法を紹介します。

Googleスプレッドシートでステータスが更新されたらWordPressで投稿を作成する方法

ステップ1:GoogleスプレッドシートとWordPressをマイアプリ連携

GoogleスプレッドシートとWordPressをYoomに接続するマイアプリ登録を行います。マイアプリ登録を先にしておくと、自動化設定がスムーズに進みます。


ボックスに連携するアプリ名を入力しましょう。

■Googleスプレッドシート


YoomがGoogleアカウントへの追加アクセスを求めています から続行を押しましょう。認証画面に移行したら、権限を全て許可するを選択してください。


画面が切り替わり、上記の表示がされれば連携完了です。

■Googleスプレッドシートの用意

追加したいタスク管理を行っているGoogleスプレッドシートを用意しましょう。
例として以下のように設定していますが、項目内容はお好みで設定してください。



■WordPress

左欄の「マイアプリ」をクリックし、「新規接続」からWordPressを検索してください。


新規登録画面の注釈を参考に空欄を入力し、追加をクリックします。
これでマイアプリ登録が完了しました。

次に、マイプロジェクトにテンプレートをコピーして、フローボットを作成します。
コピーがまだの場合は、フローボットテンプレートを下記よりコピーしてください。

1.バナーにカーソルを合わせ「詳細を見る」をクリック
2.移行したページで「このテンプレートを試す」をクリック
3.Yoomの登録を行う
※既に登録が完了している場合は、ログイン画面が表示されるのでログインしましょう。

ステップ2:Googleスプレッドシートでステータスが更新されたら起動するトリガーを設定

ここからは、フローボットの編集を行っていきます。

Googleスプレッドシートアイコンの「行が更新されたら」をクリックします。

連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、必要項目を入力したら「次へ」をクリックします。

起動間隔を設定しましょう。
トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

Google スプレッドシートのデータが一覧表示されるので、連携したいシートをクリックして挿入してください。シートIDも同様に設定しましょう。


テーブル範囲を指定します。


今回は用意したGoogle スプレッドシートのテーブル範囲は、A~Jとなります。


設定が完了したら「テストボタン」を押してください。
テスト成功と表示されたら完了です。保存をクリックします。

ステップ3:WordPressの新規投稿を設定

WordPressアイコンの「新規投稿を作成」をクリックしましょう。


連携するアカウント情報に誤りがないかを確認し、必要項目を入力したら「次へ」をクリックします。

API接続設定を行います。
画面ボックス内から、各項目のレコードの値をアウトプットから選択していきます。


設定が完了したら、「テスト」→「テスト成功」→「保存」をクリックしましょう。

ステップ4:トリガーボタンをONにする

フローボットの作成が完了すると、上記のような表示がされます。トリガーは初期設定ではOFFの状態なので、ONにしましょう。

今回使用したテンプレート
Google スプレッドシートでステータスが更新されたらWordPressで投稿を作成する

Googleスプレッドシート・WordPressを使ったその他の自動化例

他にGoogleスプレッドシートを使った自動化の例がYoomにはたくさんあるので、いくつかご紹介します。

1.Googleスプレッドシートで行が更新されたらSlackに通知する
情報更新がGoogleスプレッドシートで行われた場合、更新内容を基に自動でSlackに通知を送付し、手入力によるミスを防ぎます。

2.WordPressで投稿が公開されたらGoogleスプレッドシートに追加する
このフローを使用することで、WordPressで投稿が公開されたら即座にGoogleスプレッドシートに登録し、情報共有速度を上げることができます。また引用した情報を活用して入力を行うことで、手入力で起きていたミスを未然に防ぎ、業務を効率化します。

3.Googleスプレッドシートで行が更新されたらkintoneのレコードも更新する

更新内容を自動でKintoneに登録できるため、手入力の手間を省きます。また、内容を引用して登録することで、正確性を保ちます。

まとめ

GoogleスプレッドシートとWordPressの連携により、業務の効率化と自動化が実現できます。手動での作業を減らし、重要なタスクに集中できる環境を整えることが可能です。この記事で紹介した手順を参考に、ぜひ自動化を進めてみてください。これにより、業務の効率化だけでなく、情報の一貫性や正確性が向上し、チーム全体の生産性も向上するでしょう。

この記事を書いた人
r.enta
コールセンター業界にて約8年の経験があります。 オペレーターや管理職など、様々な立場から培った現場の課題点を元に、お役立ちコンテンツを発信していきます。 Yoomを活用し、業務効率化やスムーズなサービス利用など、皆様に発信していきます!
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