[Yoomとは]
Zendeskでチケットが作成されたら、回答内容をDifyで作成してSlackに通知するフローの作り方

Yoomの定期起動トリガー機能を活用して、ZendeskのAPIから最新のチケット情報を取得し、Difyへ指示を送ります。
生成された回答結果はSlackのAPIを通じて通知されます。この仕組みにより、問い合わせ情報の取得から回答通知までがスムーズに進みます。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。
連携プロセス
- Yoomへマイアプリ登録(ZendeskとDifyとSlack)
- テンプレートをコピー
- アプリトリガーの設定とアプリ連携
- トリガーボタンをオンにし、連携スタート
※有料プランでは、2週間の無料トライアルが利用可能です。期間中は、無料プランでは利用制限があるアプリや、AI機能(オペレーション)もご利用いただけます。
それでは、【Zendeskでチケットが作成されたら、Difyで問い合わせの回答生成してSlackに投稿する】フローの手順を解説します。
事前に準備するもの
Zendesk
- Zendeskのアカウント情報(管理画面の操作を行うため)
- サブドメイン
- URLの.zendesk.comより前の値がサブドメインです。
- APIトークン
- Zendeskのグローバルメニュー内の「管理センター」を開いてください。

- 左のメニューバーから「アプリおよびインテグレーション」をプルダウンし、API直下の「conversations API」を選択します。次に右上の「APIキーを作成」をクリックします。

- 新規キーを作成画面が表示されます。

- 名前に任意の値を入力し、「次へ」をクリックすると、各キーが生成されて表示されます。

- 一番下のシークレットキーがAPIトークンに該当します。コピーして保存しておきましょう。もっと詳しく:ヘルプ Zendeskのマイアプリ登録方法
Dify
- Difyのアカウント情報(管理画面の操作を行うため)
- アプリ(チャットボット)
- 作成方法はこちら:Dify公式 アプリ作成
- アクセストークン
- Difyのアプリから取得します。
- 作成済みのアプリを開き、左のメニューバーから「監視」を選択。
- バックエンドとサービスAPIの「APIキー」をクリックします。
- APIシークレットキーのポップアップ内から、「+新しいシークレットキーを作成」を選ぶとAPIシークレットキーが表示されます。こちらがアクセストークンに該当します。もっと詳しく:Difyマイアプリ登録方法と連携するとできること

Slack
- 通知するワークスペースのURL
- 投稿するチャンネル
- 管理者への承認が必要な場合もありますので、事前に確認を行ってください。
Slack公式:ワークスペースの管理
ステップ1 マイアプリ連携の設定
連携するアプリ情報をYoomに登録します。Yoomのワークスペースにログインし、マイアプリ画面で+新規接続をクリックします。

Yoomで接続可能なアプリ一覧と検索窓が表示されます。検索窓から今回連携するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めます。

Zendesk
検索結果からアプリ名をクリックします。Zendeskで取得した値を入力する画面が表示されます。

- アカウント名
- 識別しやすい値を入力してください。メールアドレスなど、アカウントが識別できる値がおすすめです。
- メールアドレス
- APIトークン
- 事前に取得したAPIトークンを入力します。
必須項目を入力して、「追加」ボタンをクリックすると、Zendeskのマイアプリ登録が完了します。
※Zendeskはチームプラン・サクセスプラン限定アプリです。現在、Zendeskのアプリは「チームプラン」または「サクセスプラン」でのみご利用いただけます。「フリープラン」や「ミニプラン」をご利用中の場合、設定されたフローボットのオペレーションやデータコネクトがエラーが発生する可能性があるため、ご注意ください。
Dify
検索結果からアプリ名をクリックします。連携に必要な値を入力する画面が表示されます。

- アカウント名
- 任意の値を入力してください(例: メールアドレスなど)。
- アクセストークン
- 事前に取得した値を入力します。
必須項目を入力して追加ボタンをクリックすると、Difyのマイアプリ登録が完了します。
Slack
検索窓からアプリ名を探します。ヒットしたアプリ名をクリックします。Slackのサインイン画面に移ります。

ご利用のワークスペースURLを入力し、続行するをクリック。YoomからSlackのアクセス許可リクエスト画面に移ります。

許可をクリックし、連携完了です。
Slack公式:ワークスペースの管理
ステップ2 Yoomのフローボットテンプレートをマイプロジェクトへコピーする
こちらのバナーをクリックします。