ZendeskとDifyとSlackの連携イメージ

Zendeskでチケットが作成されたら、回答内容をDifyで作成してSlackに通知する方法

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ZendeskとDifyとSlackの連携イメージ
アプリ同士の連携方法

2025-08-21

Zendeskでチケットが作成されたら、回答内容をDifyで作成してSlackに通知する方法

k.hieda

<span class="mark-yellow">「問い合わせ対応がもっと早く、しかも手間なく進んだらいいのになぁ」と思ったことはありませんか?</span>
Zendeskを使うことで顧客対応が直感的でスムーズになりますが、さらにAIを活用して自動化することで、質とスピードの向上が見込めそうです。
この自動化フローでは、Zendeskのチケットが作成されるとDifyがAIを使って最適な回答案を生成し、それをSlackに通知できます。
従来、こうした連携にはプログラミングが必要でしたが、Yoomが提供するノーコード対応のフローボットテンプレートで簡単に実現できますよ!
本記事では、プログラミング不要で設定する方法と自動化フローボットがもたらす具体的なメリットをご紹介します。

ZendeskとDify、Slackを活用したすぐに試せる自動化テンプレートはこちら

ZendeskとDify、Slackを活用し、様々なケースで自動化を実現できます!気になる自動化テンプレートがあれば、ぜひ試してみてくださいね!

‍通知を自動化する便利なテンプレート

[[122286,122287,109381,265009,122171]]

登録を自動化する便利なテンプレート

[[158543,84628]]

AIと連携した便利な自動化テンプレート

[[174521,181469]]

OCR(データ読み取り機能)と連携した便利な自動化テンプレート

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今すぐに試したい方へ

本記事ではノーコードツール「Yoom」を使用した連携方法をご紹介します。
難しい設定や操作は必要なく、非エンジニアの方でも簡単に実現できます。
下記のテンプレートから今すぐに始めることもできますので、ぜひお試しください!

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[Yoomとは]

Zendeskでチケットが作成されたら、回答内容をDifyで作成してSlackに通知するフローの作り方

Yoomの定期起動トリガー機能を活用して、ZendeskのAPIから最新のチケット情報を取得し、Difyへ指示を送ります。
生成された回答結果はSlackのAPIを通じて通知されます。この仕組みにより、問い合わせ情報の取得から回答通知までがスムーズに進みます。
一般的に実現にはプログラミングの知識が必要ですが、ノーコードツールのYoomを用いることでプログラミング知識がなくても簡単に実現できます。

連携プロセス

  • Yoomへマイアプリ登録(ZendeskとDifyとSlack)
  • テンプレートをコピー
  • アプリトリガーの設定とアプリ連携
  • トリガーボタンをオンにし、連携スタート

※有料プランでは、2週間の無料トライアルが利用可能です。期間中は、無料プランでは利用制限があるアプリや、AI機能(オペレーション)もご利用いただけます。

それでは、【Zendeskでチケットが作成されたら、Difyで問い合わせの回答生成してSlackに投稿する】フローの手順を解説します。

事前に準備するもの

Zendesk

  • Zendeskのアカウント情報(管理画面の操作を行うため)
  • サブドメイン
    • URLの.zendesk.comより前の値がサブドメインです。
  • APIトークン
  • Zendeskのグローバルメニュー内の「管理センター」を開いてください。
  • 左のメニューバーから「アプリおよびインテグレーション」をプルダウンし、API直下の「conversations API」を選択します。次に右上の「APIキーを作成」をクリックします。
  • 新規キーを作成画面が表示されます。
  • 名前に任意の値を入力し、「次へ」をクリックすると、各キーが生成されて表示されます。

Dify

  • Difyのアカウント情報(管理画面の操作を行うため)
  • アプリ(チャットボット)
  • アクセストークン
    • Difyのアプリから取得します。
    • 作成済みのアプリを開き、左のメニューバーから「監視」を選択。
    • バックエンドとサービスAPIの「APIキー」をクリックします。
    • APIシークレットキーのポップアップ内から、「+新しいシークレットキーを作成」を選ぶとAPIシークレットキーが表示されます。こちらがアクセストークンに該当します。もっと詳しく:Difyマイアプリ登録方法と連携するとできること

Slack

  • 通知するワークスペースのURL
  • 投稿するチャンネル
    • 管理者への承認が必要な場合もありますので、事前に確認を行ってください。

ヘルプ:Slackのマイアプリ登録方法の詳細

Slack公式:ワークスペースの管理

ステップ1 マイアプリ連携の設定

連携するアプリ情報をYoomに登録します。Yoomのワークスペースにログインし、マイアプリ画面で+新規接続をクリックします。

Yoomで接続可能なアプリ一覧と検索窓が表示されます。検索窓から今回連携するアプリを検索し、マイアプリ登録を進めます。

Zendesk

検索結果からアプリ名をクリックします。Zendeskで取得した値を入力する画面が表示されます。

  • アカウント名
    • 識別しやすい値を入力してください。メールアドレスなど、アカウントが識別できる値がおすすめです。
  • メールアドレス
  • APIトークン
    • 事前に取得したAPIトークンを入力します。

必須項目を入力して、「追加」ボタンをクリックすると、Zendeskのマイアプリ登録が完了します。

※Zendeskはチームプラン・サクセスプラン限定アプリです。現在、Zendeskのアプリは「チームプラン」または「サクセスプラン」でのみご利用いただけます。「フリープラン」や「ミニプラン」をご利用中の場合、設定されたフローボットのオペレーションやデータコネクトがエラーが発生する可能性があるため、ご注意ください。

Dify

検索結果からアプリ名をクリックします。連携に必要な値を入力する画面が表示されます。

  • アカウント名
    • 任意の値を入力してください(例: メールアドレスなど)。
  • アクセストークン
    • 事前に取得した値を入力します。

必須項目を入力して追加ボタンをクリックすると、Difyのマイアプリ登録が完了します。

Slack

検索窓からアプリ名を探します。ヒットしたアプリ名をクリックします。Slackのサインイン画面に移ります。


ご利用のワークスペースURLを入力し、続行するをクリック。YoomからSlackのアクセス許可リクエスト画面に移ります。
許可をクリックし、連携完了です。

ヘルプ:Slackのマイアプリ登録方法の詳細

Slack公式:ワークスペースの管理

ステップ2 Yoomのフローボットテンプレートをマイプロジェクトへコピーする

こちらのバナーの「試してみる」をクリックします。

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テンプレートがコピーされると以下のように表示されるので、「OK」をクリックしましょう。

さっそく、フローボットの設定を進めていきます!
Yoomアカウントの画面左側のマイプロジェクトから「【コピー】Zendeskでチケットが作成されたら、回答内容をDifyで作成してSlackに通知する」をクリックしてください。
マイプロジェクトは左のメニューバーからアクセスできます。

ステップ3 アプリトリガー「新しいチケットが作成されたら」

テンプレートの1つ目の工程をクリックしましょう。

こちらでは、Zendeskで発行されたチケット情報を取得する設定を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

この項目はすでに初期設定されています。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • Zendeskと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

→次へをクリックします。

(2/2)アプリトリガーのAPI詳細設定

  • トリガーの起動間隔
    • フローボットの起動間隔を設定します。
    • 5分、10分、15分、30分、60分の中から選択できます。※ ご利用プランによって、設定できるトリガーの最短間隔が違うので、その点は要チェックです。 なお、基本的にはそのプランの最短の起動間隔にしてお使いいただくことをおすすめします。
  • サブドメイン
    • URLの「.zendesk.com」より前の値が該当します。

→テストをクリックします。 

→成功すると、下記のような情報をアウトプットとして取得することが可能です。アウトプット情報は後続のアクションで利用できます。つまり、Slackへの通知時にチケット情報の詳細を引用することが可能となります。
→保存するをクリックします。

ステップ4 アプリと連携する「メッセージを送信」

テンプレートの2つ目の工程をクリックしてください。

こちらでは、Difyに送信するプロンプト(指示文)の設定を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

こちらは初期設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • Difyと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

→次へをクリックします。

(2/2)API接続設定

  • query
    • 顧客からのお問い合わせ内容を引用します。
    • 編集欄をクリックすると、Zendeskで取得したアウトプットが表示されます。事前設定で{{詳細}}のコードが埋め込まれていますが、他のコードを引用したカスタマイズが可能です。
  • user
    • 半角英数字で任意の識別子を設定します。
  • 変数
    • 必須ではありませんが、活用することでプロンプトや通知をより柔軟で効率的に設定できます。例えば「名前」や「日付」など、動的な情報をプロンプトに自動反映できるため、設定の手間を減らしつつ、ユーザーに合わせた対応が可能になります。

→テストをクリックします。 →成功 Difyの回答案(返答内容)などが取得できます。
→保存するをクリックします。

ステップ5 アプリと連携する「メッセージを送信」

テンプレートの3つ目の工程をクリックします。

こちらではSlackに通知する定型文の設定を行います。

(1/2)連携アカウントとアクションを選択

こちらは初期設定済みです。

  • アプリトリガーのタイトル
  • アプリ
  • Slackと連携するアカウント情報
  • トリガーアクション

→次へをクリックします。

(2/2)API接続設定

  • 投稿先のチャンネルID
    • 編集欄をクリックすると、連携したSlackのアカウントからチャンネルの候補一覧が表示されます。該当のチャンネルを選択すると、自動でIDが引用されます。
  • メッセージ
    • 通知する定型文を作成します。編集欄をクリックすると、前の操作で取得した値を引用できます。実際に届いたZendeskの詳細コードを引用して、Difyの回答内容を投稿すると整合性を確認しやすいです。Slackでメンション付きのメッセージを送る手順は、こちらのページを確認してください。

→テストをクリックしましょう。 →成功すると、指定したチャンネルに通知が届きます。 
→保存するをクリックします。
今回の工程は以上です。

ステップ6 アプリトリガーをONにする

すべての工程が設定されると設定完了の画面が表示されます。トリガーをONにすることで、フローボットを起動します。

テンプレート左上のトグルで切り替えられます。

<span class="mark-yellow">プログラミング不要でフローボットの設定が完了しました。</span>今回使用したテンプレートは、こちらです。

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ZendeskやDify、Slackを使ったその他の自動化例

今回ご紹介したフロー以外にもZendeskやDify、SlackのAPIを利用すれば、さまざまな業務の自動化を実現することができます。
いずれも簡単な設定で利用が可能になりますので、もし気になるものがあれば、ぜひお試しください!

Zendeskを活用した自動化例

‍情報の登録をトリガーに自動でチケットを作成したり、チケット作成を検知してフォルダを自動作成することも可能です。
他にも、顧客への返信も自動で行えるため、対応スピードの向上が見込めそうですね。

[[76812,233056,91303,207404,188856]]

Difyを活用した自動化例

別ツールで操作を行うだけで回答文の生成や要約結果が得られるため、ツールの行き来を最小限に抑えられるはずです。
関係者への共有作業を手動で行う必要がなくなり、コア業務に集中する時間を増やせるかもしれません。

[[122194,121743,174863,157805,264919]]

Slackを活用した自動化例

ファイルデータの格納や更新情報の通知を自動で行うため、共有遅れの発生を抑制します。
さらに、OCR(データ読み取り機能)を活用することで、必要な情報をチームメンバーに素早く通達することも可能です。

[[123273,129732,202909,149544,183379]]

まとめ

本記事では、プログラミング不要でZendesk、Dify、Slackを連携させる方法をご紹介しました。
この自動化により、顧客対応のスピードや品質の向上が見込めるはずです!
<span class="mark-yellow">直感的な操作で設定は簡単!すぐに始められるので、ぜひ導入を検討してみてください。</span>

では、またお会いしましょう!

Yoomを使えば、今回ご紹介したような連携を
プログラミング知識なしで手軽に構築できます。
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この記事を書いた人
k.hieda
Webプランナー・ディレクター歴10年目。Web制作会社勤務時代は、クライアントへ改修と運用プランの提案と制作進行がメインでした。現在はパラレルワーカーです。Yoomのコンテンツ事業部でブログの制作、個人事業では企業の外部広報案件を受けています。民泊を始めるのでルーチンワーク効率化の徹底を目指しています!
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Zendesk
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