【プログラミング不要】ZoomのデータをSansanに自動的に連携する方法

ZoomとSansanの連携フローを作ってみよう 

それでは、さっそくZoomとSansanを連携したフローを作成してみましょう！
今回はYoomを使用して、ノーコードでZoomとSansanの連携を進めていきます。

Yoomをまだ利用していない方は、まずはこちらから無料登録をお願いします。
すでにYoomを利用している方は、ログインしましょう！

[Yoomとは]

今回は、「Zoomのウェビナーが終了したら、自動でSansanに参加者情報を名刺登録する」フローボットを作成していきます！
作成の流れは大きく分けて以下です。

• ZoomとSansanをマイアプリ連携
• テンプレートをコピーする
• Zoomのトリガー設定と各アクション設定
• トリガーをONにして動作確認

ステップ1：ZoomとSansanをマイアプリ連携

はじめに、今回使用するZoomとSansanをマイアプリに登録し、Yoomと連携しましょう。
先にマイアプリに登録しておくと、以降の設定がスムーズになります。

1. Zoomのマイアプリ登録

Yoomの画面左にある「マイアプリ」をクリックし、右側に表示される「新規接続」をクリックしてください。

検索窓でZoomを検索し、下図の赤枠のZoom（OAuth）を選択します。

「Client ID」と「Client secret」を入力し、「追加」をクリックしましょう。
Zoomの「Client ID」情報と「Client secret」情報の取得方法や、詳しいマイアプリ登録方法はこちらをご参照ください。

2. Sansanのマイアプリ登録

先ほどと同様に検索窓でSansanを検索し、表示された候補から選択します。
※Sansanは、チームプラン・サクセスプランをご利用の方向けのアプリです。フリープランやミニプランで使うと、フローボットのオペレーションやデータコネクトがエラーになってしまうのでご注意ください。 
※有料プラン（チームプラン・サクセスプラン）には2週間の無料トライアルがあります。トライアル期間中なら、普段は制限されているSansanも試してみることができるので、ぜひこの機会に体験してみてくださいね。

以下の画面が表示されるので、「アカウント名」と「アクセストークン」を入力し、「追加」をクリックしましょう。

《アカウント名》
「管理者アカウント」など、任意の値で設定頂けます。

《アクセストークン》
Sansanの管理画面で取得します。
Sansanの管理画面に移り、「設定＞外部サービス連携設定＞API Key」と順にクリックして進み、「API Key」で取得したAPIキーを入力してください。

マイアプリ一覧にZoomとSansanが表示されていれば、マイアプリ登録完了です！

ステップ2：テンプレートをコピーする

ここからは、実際に連携フローの設定を進めていきます！
簡単に設定ができるよう、テンプレートを使用します。以下のバナーの「試してみる」をクリックし、テンプレートをコピーしましょう。

クリックすると自動的にテンプレートがコピーされ、下図のような画面が表示されます。「OK」をクリックし、設定を進めましょう！

ステップ3：Zoomのトリガー設定

まずは、フローボットを起動させるためのトリガー設定を行います。
コピーしたテンプレートの「ミーティングが終了したら」をクリックしてください。

連携アカウントとアクションを選択する画面が表示されます。今回使用したいZoomのアカウントで間違いないかを確認し、「次へ」をクリックしましょう。

次に、API接続設定です。
下図の画面が表示されるので、「トリガーの起動間隔」と「メールアドレス」を設定しましょう。

《トリガーの起動間隔》
トリガーの起動間隔は5分・10分・15分・30分・60分から選択できます。
※プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。

《メールアドレス》
Yoomと連携したZoomアカウントのメールアドレスを入力してください。

入力後、Zoomの画面に移り、テスト用のミーティングを開始・終了させてください。
（この後に続く設定のテストで使用するため、何人か参加者を追加してミーティングを設定してください！）

完了後、Yoomの画面に戻って「テスト」をクリックします。テストが成功すると、Zoomからミーティング情報がアウトプットとして取得されます。
ここで取得したアウトプットは、この後に続く設定の、「ウェビナー登録者の一覧を取得する」際に必要な情報になります。正しくアウトプットが取得されていることを確認したら保存しましょう。
※アウトプットについて、詳しくはこちらをご確認ください。

ステップ4：ウェビナー情報を取得する設定

続いて、ウェビナー参加者情報を取得する設定を行います。
下図赤枠の、「ウェビナー登録者の一覧を取得」をクリックしてください。

アカウント情報が、先ほどのトリガー設定時に使用したZoomのアカウントと同じであることを確認し、「次へ」をクリックします。

次に、「ユーザーのメールアドレス」と「ウェビナーID」を入力します。

《ユーザーのメールアドレス》
Yoomと連携しているZoomアカウントのメールアドレスを入力してください。

《ウェビナーID》
「ウェビナーID」欄をクリックすると、連携しているアカウントから候補が表示されます。ウェビナーの参加者情報をSansanに自動追加したい、該当のウェビナーIDを選択しましょう。

入力後「テスト」をクリックしてください。テストが成功すると、指定したウェビナーの参加者情報をアウトプットとして取得できます。
正しくアウトプットが取得されていることを確認し、保存しましょう。

ステップ5：繰り返し処理の設定

続いて、繰り返し処理の設定を行います。
下図赤枠の「コマンドオペレーション」をクリックしてください。
※分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能（オペレーション）となっています。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
※ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能（オペレーション）を使用することができるので、ぜひこの機会にお試しください。

ここでは、複数のウェビナー参加者情報を、繰り返しSansanに登録するための設定を行います。
「繰り返し対象で取得したアウトプット」で設定した値に応じて、Zoomから複数人のウェビナー参加者情報を得た際に、すべてのデータ追加を自動的に順番にできるようになります。
※繰り返し処理の詳しい設定方法については、こちらをご参照ください

Zoomから取得されるウェビナーの参加者情報の内、Sansanに自動登録する際に必要な情報を、「繰り返し対象のアウトプット」に設定します。
下図のように、Zoomから取得した情報で、Sansanに名刺データの登録をする際に使用する項目を、全て「アウトプット」欄に設定してください。
※「＋アウトプットを追加」をクリックすると設定欄が追加されます

全て設定後、保存しましょう。

ステップ6：Sansanに名刺データを登録する設定

続いて、Zoomから取得したウェビナー参加者情報に基づいて、Sansanに名刺データを登録する設定を行います。
下図赤枠の「名刺データを登録」をクリックしてください。

クリックすると、下図の画面が表示されます。今回連携するSansanのアカウントで間違いないかを確認し、「次へ」をクリックしましょう。

次にAPI接続設定です。
ここでは、先ほど繰り返し処理で設定した「繰り返し対象のアウトプット」を用いて設定しましょう。
こうすることで、Zoomから得た複数人のウェビナー参加者情報のすべてを、自動的に繰り返し順番に登録できるようになります。

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必要項目を全て設定したら「テスト」を行い、Sansanに正しく名刺データが登録されていることを確認してください。確認後、保存しましょう。

ステップ7：トリガーをONにして動作確認

以上で全ての設定が完了しました。設定が完了すると下図の画面が表示されます。「トリガーをON」をクリックし、フローボットが正しく起動することを確認してください。

設定お疲れ様でした！

SansanのデータをZoomに連携したい場合 

今回はZoomからSansanへデータを連携する方法をご紹介しましたが、逆にSansanからZoomへのデータ連携を実施したい場合は、下記のテンプレートも併せてご利用ください。

Sansanに名刺が登録されたら、Zoomのウェビナーに登録者として追加する

Sansanに登録された名刺情報を基に、Zoomのウェビナーに登録者として追加するフローです。
たとえば、イベント会場などで複数の名刺をもらった場合でも、Sansanへの名刺登録のみで、Zoomのウェビナーへ登録者として追加することができ、手作業の時間をグッと削減できるでしょう。

ZoomやSansanのAPIを使ったその他の自動化例

Sansanとの連携以外でも、ZoomのAPIを使用してさまざまな業務を自動化することが可能です。もし気になるものがあれば、ぜひこちらもお試しください！

Zoomを使った便利な自動化例

ミーティングURLを自動で作成してコミュニケーションツールで送付したり、Zoomで実施したミーティング情報を、他のデータベースに追加することが可能です。

Sansanを使った便利な自動化例

Sansanに登録された名刺情報を他のデータベースに同期したり、チャットツールへ通知することも可能です。また、撮影した名刺データを基に、Sansanにデータを自動登録することもできます。

終わりに

いかがでしたか？ZoomとSansanを連携することで、オンラインイベントなどの参加者情報の管理が効率化できそうですね。
アプリ連携による業務自動化を取り入れて、手作業の負担を減らし、より迅速かつ正確に顧客情報を活用できるのは大きな魅力ではないでしょうか。
ZoomとSansanを連携して、営業活動やフォローアップをよりスマートにしてみませんか？

Yoomなら、プログラミング知識不要で、誰でも簡単にZoomとSansanの連携を実現できます。
「本当に簡単に設定できるの...？」「他にどんなことが自動化できるのか気になる！」と思った方は、ぜひまずは無料アカウントを作成してみてください。登録はたったの30秒で完了！登録後はすぐにZoomとSansanの自動連携を体験できます。

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フローはカスタマイズできるので、ぜひ自社の業務に合った連携フローを作成してみてくださいね。

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ぜひ本記事を参考に、アプリ連携による業務の自動化を気軽に試してみてください！