■概要
WordPressで作成したコンテンツを、手作業でSquarespaceのECサイトに商品として登録する作業は、時間もかかり入力ミスの原因にもなりがちです。特に、扱う商品数が多い場合、その負担は無視できません。
このワークフローは、そうした課題を解決するために設計されており、WordPressで特定の投稿が公開されると、その内容をAIが解析し、Squarespaceに商品を自動で作成します。WordPressとSquarespace間の面倒な転記作業から解放され、正確で効率的なサイト運営を実現します。
■このテンプレートをおすすめする方
- WordPressで公開した記事をもとに、Squarespaceで手動で商品登録を行っているEC担当者の方
- WordPressとSquarespaceを連携させ、コンテンツから商品販売までの流れを自動化したいマーケターの方
- サイト運営における定型業務を削減し、コンテンツ企画などのコア業務に集中したいと考えている方
■このテンプレートを使うメリット
- WordPressへの投稿が完了すると、Squarespaceでの商品作成までが自動処理されるため、これまで手作業に費やしていた時間を短縮することができます。
- システムが自動で情報を処理するため、手作業によるコピー&ペースト時の入力間違いや項目漏れといったヒューマンエラーの発生を防ぎます。
■フローボットの流れ
- はじめに、WordPressとSquarespaceをYoomと連携します。
- トリガーでWordPressを選択し、「投稿が公開されたら」というアクションを設定します。
- 次に、オペレーションで分岐機能を設定し、投稿のカテゴリなど特定の条件で後続の処理を分岐させます。
- 続いて、オペレーションでAI機能を設定し、「テキストからデータを抽出する」アクションで投稿内容から商品名や価格などを抽出します。
- 最後に、オペレーションでSquarespaceの「商品を作成」アクションを設定し、AIが抽出したデータを紐付けて商品を自動で作成します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- 分岐機能の設定では、WordPressから取得した投稿のカテゴリやタグなどの情報をもとに、「特定カテゴリの投稿のみ処理する」といった条件を自由にカスタマイズできます。
- AI機能によるテキスト抽出では、WordPressの投稿本文のどの部分から、どのような項目(例:商品名、SKU、価格など)を抽出するかを任意で設定することが可能です。
- Squarespaceに商品を作成する際、商品名や在庫数、価格などの各項目に、前段のAI機能で抽出した値や固定のテキストなどを自由に割り当てて設定できます。
■注意事項
- WordPress、SquarespaceのそれぞれとYoomを連携してください。
- トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
- プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
- 分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
- ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。