■概要
WordPressへの記事投稿を手作業で行う際、メールで受け取ったファイルの内容を確認し、文章を作成して投稿する一連の作業に手間を感じていませんか。
このワークフローは、メールで受信したファイルの内容をOCRで読み取り、ChatGPTでテキストを生成、その内容をWordPressに自動で投稿する一連の流れを自動化します。手作業による投稿作業やヒューマンエラーといった課題を解消し、コンテンツ制作の効率を高めます。
■このテンプレートをおすすめする方
- ChatGPTを活用してWordPressのコンテンツ作成を効率化したいWeb担当者の方
- メールで受け取る資料をもとにWordPressへ投稿する定型業務を自動化したい方
- 手作業での記事作成や転記に時間がかかり、本来のコア業務に集中できていない方
■このテンプレートを使うメリット
- メール受信からWordPressへの投稿までが自動化されるため、コンテンツ作成にかかる時間を短縮できます。
- 手作業によるテキストのコピー&ペーストミスや、添付ファイルの確認漏れといったヒューマンエラーの防止に繋がります。
■フローボットの流れ
- はじめに、Outlook、ChatGPT、WordPressをYoomと連携します。
- 次に、トリガーでOutlookを選択し、「特定の件名のメールを受信したら」というアクションを設定します。
- 次に、オペレーションの分岐機能で、特定の条件に応じて後続の処理を分岐させます。
- 続いて、Outlookの「メールの添付ファイルの情報を取得する」アクションと「メールの添付ファイルをダウンロード」アクションを設定します。
- 次に、オペレーションのOCR機能で、ダウンロードしたファイルからテキストを読み取ります。
- 次に、ChatGPTの「テキストを生成」アクションで、OCRで読み取った内容をもとに投稿用のテキストを作成します。
- 最後に、WordPressの「新規投稿を作成」アクションで、ChatGPTが生成したテキストを本文に設定し、投稿を自動で作成します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- Outlookのトリガー設定では、処理の対象とするメールのフォルダや、件名・本文に含まれるキーワードを任意で設定してください。
- 分岐機能では、メールの差出人や添付ファイルの有無など、前段のオペレーションで取得した情報をもとに後続の処理を分岐させる条件をカスタマイズできます。
- OCR機能では、読み取るファイルの中からどの箇所のテキストを抽出するかを任意で設定することが可能です。
- ChatGPTのアクションでは、テキストを生成するためのプロンプトを自由にカスタマイズでき、OCRで読み取ったテキストなどを変数として活用できます。
- WordPressのアクションでは、投稿のタイトルや本文、カテゴリーといった各項目に、固定のテキストや前段のオペレーションで取得した情報を変数として設定できます。
■注意事項
- Outlook、ChatGPT、WordPressとYoomを連携してください。
- トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
- プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
- ChatGPT(OpenAI)のアクションを実行するには、OpenAIのAPI有料プランの契約が必要です。(APIが使用されたときに支払いができる状態)
https://openai.com/ja-JP/api/pricing/ - ChatGPTのAPI利用はOpenAI社が有料で提供しており、API疎通時のトークンにより従量課金される仕組みとなっています。そのため、API使用時にお支払いが行える状況でない場合エラーが発生しますのでご注意ください。
- 分岐はミニプラン以上のプランでご利用いただける機能(オペレーション)となっております。フリープランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
- ミニプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。
- OCRまたは音声を文字起こしするAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
- チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
- オペレーション数が5つを越えるフローボットを作成する際は、ミニプラン以上のプランで設定可能です。フリープランの場合はフローボットが起動しないため、ご注意ください。