■概要
毎日、毎週といった定期的なタイミングで、Google スプレッドシートから特定のデータを抽出し、別のシートに転記する作業は、手間がかかり、ミスも発生しやすいのではないでしょうか。このワークフローを活用すれば、指定した日時にGoogle スプレッドシートから複数行のデータを自動で取得し、別のシートへ挿入する一連の処理が自動化でき、手作業による負担や入力ミスを減らすことに貢献します。
■このテンプレートをおすすめする方
- Google スプレッドシートで定期的なレポート作成やデータ集計を行っている方
- 手作業でのデータ転記による時間浪費や入力ミスにお悩みの方
- 特定のデータを別シートに定期的にバックアップ・集約したいと考えている方
■このテンプレートを使うメリット
- 指定日時になるとGoogle スプレッドシートからのデータ取得と別シートへの挿入が自動で行われるため、これまで手作業に費やしていた時間を短縮できます。
- 手作業によるデータのコピー&ペーストや転記が不要になるため、入力間違いや漏れといったヒューマンエラーのリスク軽減に繋がります。
■フローボットの流れ
- はじめに、Google スプレッドシートをYoomと連携します。
- 次に、トリガーで、スケジュールトリガー機能を設定し、フローボットを起動したい日時や繰り返し周期を指定します。
- 次に、オペレーションで、Google スプレッドシートの「複数のレコードを取得する(最大300件)」アクションを設定し、データを取得したいシートや範囲を指定します。
- 次に、取得した複数行のデータを1行ずつ処理するために、繰り返し機能のコマンドオペレーションを設定します。
- 最後に、繰り返し処理の中で、Google スプレッドシートの「レコードを追加する」アクションを設定し、取得したデータを別のシートへ1行ずつ追加します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- スケジュールトリガーでは、自動化を実行したい具体的な日時(例:毎月1日の午前9時)や、繰り返しの頻度(毎日、毎週、毎月など)を自由に設定できます。
- Google スプレッドシートから「複数のレコードを取得する」アクションでは、取得対象のスプレッドシートID、シート名、取得開始行などを任意で指定することが可能です。
- Google スプレッドシートへ「レコードを追加する」アクションでは、挿入先のシートIDやシート名に加え、どの列にどのデータを挿入するかを細かく設定でき、固定値だけでなく前段で取得したデータを動的な値として結びつけることも可能です。
■注意事項
- Google スプレッドシートとYoomを連携してください。
- 「同じ処理を繰り返す」オペレーション間の操作は、チームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
- チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリや機能(オペレーション)を使用することができます。