◼️概要
請求書添付メールを受信した際、AIを活用して請求書の内容を自動的に読み取り、それを基にfreee会計に請求情報を登録します。
わざわざメールを開いてファイルをダウンロードしたり、freee上に転記をする必要がなくなります。
また、途中で担当者チェックを入れることでより正確に請求書情報の連携が可能です。
◼️設定方法
①トリガーからメールトリガーを選択し、以下の設定を行い保存します。
・受信用アドレスの作成:任意の文字列を入力し、アドレスをコピーしておきます。
・トリガー条件:トリガーを起動させたい件名や本文の条件を任意に設定します。
・次ページのテスト:コピーした受信用アドレスに対して条件を満たしたデモ請求書ファイル付きのテストメールを送付し、テストして受信を確認します。
※メール送付からテストで結果を取得できるまで少し時間がかかります。
※受信用アドレスに対して、転送を行いたい場合はこちらを参照ください。
②トリガー下の+マークを押し、画像・PDFから文字を読み取るオペレーションを選択後以下の設定を行い保存します。
・アクションから適格請求書を読み取るを選択します。
・ファイルの添付方法で「取得した値を使用」を選択し、候補から①で設定したデモのファイル「添付ファイル1」を設定します。
・追加で抽出したい項目では、以下をデフォルトで取得します。(それ以外で取得したい値がある場合は追加入力してください。)
※「発行事業者の名称」「発行事業者の登録番号」「取引内容」「10%対象の金額」「10%対象の消費税」「8%対象の金額」「8%対象の消費税」「小計」「合計」
※なお、請求書内に上記デフォルトの項目が含まれていない場合は取得自体されません。
※詳細の設定方法はこちらをご参照ください。
③+マークを押し、担当者へ対応を依頼するオペレーションを選択し以下の設定を行って保存します。
・担当者:任意の担当者を選択します。
・メッセージ欄:任意の値を入力します。②で読み取った請求書の値などを「事業者名:{{発行事業者の名称}}」のように埋め込むことも可能で、このようにすることで、取得した値がそのまま担当者依頼で表示されます。
※アウトプットを動的に埋め込む設定詳細はこちらをご参照ください。
・フォームを追加をクリック:各項目に②で取得した項目名をそのまま入力します。
・このようにすることで、②で取得した請求書のアウトプットの値をそのまま引き継ぐor担当者が修正した値を使用するといったアウトプットの引き継ぎを行うことが可能です。
※アウトプット引き継ぎについてはこちらをご参照ください。
④+マークを押し、アプリ連携するオペレーションからfreee会計を選択して、ファイルボックスに証憑ファイルをアップロードアクションを選択後、以下の設定を行いテスト・保存します。
・事業所ID:候補から指定の事業所のIDを選択します。
・メモ/取引日:任意の値を入力します。(必須ではありません。)
⑤+マークを押し、アプリと連携するオペレーションからfreee会計、取引先の検索アクションと選択し、以下の設定を行ってテスト・保存します。
・事業所ID:候補から指定の事業所のIDを選択します。
・検索キーワード:③の担当者依頼のフォームで取得した企業名を埋め込みます。
⑥+マークを押し、アプリと連携するオペレーションからfreee会計、未決済取引の登録アクションと選択し、以下の設定を行ってテスト・保存し設定完了です。
・事業所ID:候補から指定の事業所のIDを選択します。
・発生日:③で取得した日付やYoom上でデフォルトで取得できる日付アウトプットを入力します。
・取引タイプ:候補から指定の取引タイプを選択します。
・支払期日:③で取得した日付アウトプットを入力します。
・取引先ID:⑤の取引先検索で取得した取引先IDを埋め込みます。
・税区分コード:候補から指定の税区分コードを選択します。
・勘定科目ID:候補から指定の勘定科目IDを選択します。
・取引金額:③で取得した合計金額のアウトプットを埋め込みます。
・証憑ファイルID:④で取得した証憑ファイルIDを埋め込みます。
※その他の任意項目も必要に応じて直接入力や③等のオペレーションから取得した内容を埋め込んでください。
◼️注意事項
・⑤のfreee会計で取引先を検索する際に、請求書上の企業名で照合するためfreee会計上の取引先名は正規式名称で登録をしておく必要があります。
・AIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
・チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。