■概要
Salesforceの商談管理とfreee会計での請求業務は多くの企業で行われていますが、双方の情報を手作業で連携させるのは手間がかかるものです。特に、受注後の請求書発行は迅速かつ正確さが求められるため、担当者の負担になりがちです。このワークフローを活用すれば、Salesforceの商談フェーズ更新をきっかけに、freee会計への取引先登録から請求書発行までを自動化し、こうした課題を円滑に解決します。
■このテンプレートをおすすめする方
- Salesforceの商談情報を基に、手作業でfreee会計への入力を行っている営業や経理担当者の方
- 受注から請求書発行までのプロセスに時間がかかり、迅速化したいと考えているチームリーダーの方
- 手入力による転記ミスを防ぎ、請求業務の正確性を高めたいと考えているバックオフィス部門の方
■このテンプレートを使うメリット
- Salesforceの商談フェーズ更新を起点に、freee会計への取引先登録から請求書発行までが自動化されるため、一連の作業に費やしていた時間を短縮できます。
- 手作業による情報の転記が不要になることで、入力間違いや請求漏れといったヒューマンエラーのリスクを軽減し、業務の正確性が向上します。
■フローボットの流れ
- はじめに、Salesforceとfreee会計、freee請求書をYoomと連携します。
- 次に、トリガーでSalesforceを選択し、「商談オブジェクトに新規レコードが登録されたら」というアクションを設定します。
- 続いて、オペレーションで分岐機能を設定し、トリガーで取得した商談のフェーズが特定のものであるか判定する条件を指定します。
- 次に、Salesforceの「カスタムオブジェクトのレコードを検索」アクションで、商談に紐づく取引先の詳細情報を取得します。
- その後、freee会計の「取引先の作成」アクションで、取得した情報をもとに取引先を登録します。
- 最後に、freee請求書の「請求書の作成」アクションで、登録した取引先に対して請求書を発行します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- 分岐機能の設定では、Salesforceから取得した商談のフェーズ情報を利用して、後続の処理に進む条件を自由にカスタマイズしてください。例えば「フェーズが『受注』と一致した場合」といった条件を設定できます。
■注意事項
- Salesforce、freee会計、freee請求書のそれぞれとYoomを連携してください。
- トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
- プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
- Salesforceはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただけるアプリとなっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションやデータコネクトはエラーとなりますので、ご注意ください。
- チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリを使用することができます。