■概要
毎週、Google スプレッドシートの最新データを基にWordPressの記事を手動で更新する作業は、時間がかかるだけでなく、コピー&ペーストによるミスが発生しやすい業務ではないでしょうか。このワークフローは、設定したスケジュールでGoogle スプレッドシートからデータを自動で取得し、WordPressの記事を更新するため、こうした定型業務の負担を解消し、作業の正確性を高めることに貢献します。
■このテンプレートをおすすめする方
- 毎週Google スプレッドシートのデータを基にWordPressの記事を手動更新しているWeb担当者の方
- 複数サイトの定型的な記事更新に追われ、業務効率化を目指しているマーケターの方
- 手作業による転記ミスをなくし、コンテンツの品質を担保したいメディア編集者の方
■このテンプレートを使うメリット
- スケジュールに基づき記事更新が自動で実行されるため、これまで手作業に費やしていた時間を短縮し、他のコア業務に注力できます。
- システムがGoogle スプレッドシートから直接データを取得して更新するため、転記ミスや更新漏れなどのヒューマンエラーを防ぎます。
■フローボットの流れ
- はじめに、Google スプレッドシートとWordPressをYoomと連携します。
- トリガーでスケジュールトリガー機能を選択し、フローを起動したい定期的なスケジュール(例:毎週月曜日の午前9時)を設定します。
- オペレーションでGoogle スプレッドシートを選択し、「複数のレコードを取得する」アクションで、更新元となるシートからデータを取得します。
- 次に、繰り返し機能を用いて、取得したレコード一件ずつに対してWordPressの投稿を更新する処理を設定します。
- 最後に、オペレーションでWordPressの「投稿を更新」アクションを設定し、取得したデータをもとに特定の記事内容を更新します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- スケジュールトリガーでは、フローを実行したい頻度や日時(毎週、毎日、特定の日時など)を自由に設定してください。
- Google スプレッドシートの「複数のレコードを取得する」アクションでは、データの取得元となるスプレッドシートやシート名、データ範囲などを指定します。
- WordPressの「投稿を更新」アクションでは、更新対象の投稿IDを指定します。本文などの更新箇所には、固定のテキストだけでなく、前段で取得したGoogle スプレッドシートのデータを動的な値として結びつける設定が可能です。
■注意事項
- Google スプレッドシートとWordPressをYoomと連携させる必要があります。
- トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
- プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。