指定したスケジュールになったら、Google FinanceをスクレイピングしGmailで通知する

■概要

日々の情報収集と通知業務は重要であるものの、手作業では時間と手間がかかり、他の業務を圧迫することもあるのではないでしょうか。特に、Google Financeのようなサイトから定期的に情報を取得し、Gmailで関係者に共有する作業は、繰り返されることで負担になりがちです。このワークフローを活用することで、指定したスケジュールでGoogle Financeから情報を自動取得し、Gmailで通知する一連の作業を自動化でき、こうした課題の解消に繋がります。

■このテンプレートをおすすめする方

• Google Financeなどの金融情報を定期的にチェックし、チームや関係者に共有している方
• 手作業による情報収集や通知メールの作成に、多くの時間を費やしてしまっている方
• 情報の見落としや通知の遅延を防ぎ、常に最新の情報を把握しておきたいと考えている方

■このテンプレートを使うメリット

• スケジュールに合わせてGoogle Financeからの情報取得とGmailでの通知が自動で行われるため、これまで手作業に費やしていた情報収集やメール作成の時間を削減できます。
• システムによる自動処理なので、情報の転記ミスや通知漏れといったヒューマンエラーの発生を防ぎ、より正確な情報共有を支援します。

■フローボットの流れ

1. はじめに、GmailをYoomと連携します。
2. 次に、トリガーで「スケジュールトリガー機能」を選択し、「スケジュールトリガー」アクションで、自動化を起動したい日時を設定します。
3. 続いて、オペレーションで「RPA機能」を選択し、「ブラウザを操作する」アクションを用いて、Google Financeの特定のページから株価などの必要な情報を自動で取得するよう設定します。
4. 最後に、オペレーションでGmailの「メールを送る」アクションを設定し、前のステップで取得した情報を本文に含め、指定した宛先に自動でメールを送信するようにします。

※「トリガー」：フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」：トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション

■このワークフローのカスタムポイント

• スケジュールトリガー機能の設定では、情報を取得・通知したい任意の日時を、毎日、毎週特定の曜日、毎月特定の日といったように設定でき、業務に合わせて柔軟に指定可能です。
• RPA機能の「ブラウザを操作する」アクションでは、Google Finance内の取得対象としたい情報、例えば特定の銘柄の株価や市場の指標などに合わせて、スクレイピングするページURLや取得する具体的なテキストを細かく指定できます。
• Gmailでメールを送信するアクションでは、通知先のメールアドレス（To, Cc, Bcc）はもちろん、メールの件名や本文も自由に設定できます。特に本文には、RPA機能で取得した株価などの情報を変数として挿入し、定型文と組み合わせることで、状況に応じたパーソナルな通知メールの作成が可能です。

■注意事項

• GmailとYoomを連携してください。
• ブラウザを操作するオペレーションはサクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプラン・チームプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
• サクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやブラウザを操作するオペレーションを使用することができます。
• ブラウザを操作するオペレーションの設定方法はこちらをご参照ください。