■概要
Amazonでの販売業務において、注文関連の書類をBoxで管理しているものの、その後の出荷指示や情報共有が手作業になっていませんか。このワークフローは、Boxへのファイル格納を起点として、注文情報の確認から関係者への通知までを自動化します。Amazonでの販売とBoxでのファイル管理を連携させることで、これまで手作業で行っていた一連の業務を効率化し、よりスムーズな出荷プロセスを実現します。
■このテンプレートをおすすめする方
- Amazon Seller CentralとBoxを活用し、ECの受注・出荷管理を行っている方
- 手作業での注文情報の確認と共有に手間を感じ、業務を自動化したいと考えている方
- 注文処理における確認漏れや共有ミスなどのヒューマンエラーを減らしたい方
■このテンプレートを使うメリット
- Boxにファイルが格納されると自動で注文情報を取得し通知が飛ぶため、手作業での確認や情報共有に費やしていた時間を短縮できます。
- システムが自動で処理を行うため、注文番号の見間違いや伝達ミスといった手作業によるヒューマンエラーの発生を防ぎます。
■フローボットの流れ
- はじめに、Box、Amazon Seller Central、SlackをYoomと連携します。
- 次に、トリガーでBoxを選択し、「フォルダにファイルがアップロードされたら」というアクションを設定し、対象のフォルダを指定します。
- オペレーションで、Boxの「ファイルをダウンロード」アクションを設定し、アップロードされたファイルを取得します。
- 続いて、AI機能の「OCRで文字を抽出」アクションを設定し、ダウンロードしたファイルから注文番号などのテキスト情報を抽出します。
- 次に、Amazon Seller Centralの「注文の配送先住所を取得」アクションを設定し、OCRで抽出した注文番号を基に配送先情報を取得します。
- 最後に、Slackの「チャンネルにメッセージを送る」アクションで、取得した配送先情報などを関係者に自動で通知します。
■このワークフローのカスタムポイント
- AI機能のOCRでは、読み取り対象のファイルに合わせて、注文番号や顧客名など、抽出したいテキスト項目を任意で設定することが可能です。
- Slackへの通知設定では、通知先のチャンネルを自由に指定できます。また、メッセージ本文には、前段の処理で取得した注文情報や配送先住所といった動的な情報を変数として埋め込むことも可能です。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■注意事項
- Box、Amazon Seller Central、SlackのそれぞれとYoomを連携してください。
- OCRまたは音声を文字起こしするAIオペレーションはチームプラン・サクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
- チームプランやサクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやAI機能(オペレーション)を使用することができます。
- OCRデータは6,500文字以上のデータや文字が小さい場合などは読み取れない場合があるので、ご注意ください。