■概要
iPhoneなどで撮影した画像がHEIC形式で送られてきて、PCで開けずに困った経験はないでしょうか。その都度、変換サイトでHEICからPNGへ手作業で変換するのは手間がかかります。このワークフローを活用すれば、GmailでHEIC形式のファイルを受信した際に、RPAが自動でPNGへ変換しGoogle Driveへ格納するため、ファイル形式の変換に伴う一連の作業を自動化できます。
■このテンプレートをおすすめする方
- 取引先や顧客からHEIC形式のファイルをメールで受け取ることが多い方
- 受信したHEICファイルを都度手作業でPNGに変換しており、手間に感じている方
- ファイル形式の変換や格納といった定型業務を自動化し、効率化したい方
■このテンプレートを使うメリット
- Gmailでファイルを受信するだけで変換から格納までが完了するため、これまで手作業で行っていたHEICからPNGへの変換作業の時間を短縮できます。
- 手作業による変換忘れやファイルの格納ミスといったヒューマンエラーのリスクを軽減し、業務品質の安定化に繋がります。
■フローボットの流れ
- はじめに、GmailとGoogle DriveをYoomと連携します
- 次に、トリガーでGmailを選択し、「特定のラベルのメールを受信したら」というアクションを設定します
- 次に、オペレーションでRPA機能の「ブラウザを操作する」を選択し、HEICからPNGへの変換サイトを操作してファイルを変換するよう設定します
- 最後に、オペレーションでGoogle Driveの「ファイルをアップロードする」アクションを設定し、変換されたPNGファイルを指定のフォルダに格納します
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- Gmailのトリガー設定で、フローボットを起動したいメールに付与されるラベルを任意で設定してください。
- RPA機能で操作するHEICからPNGへのファイル変換サイトは、任意のWebサイトに設定してください。
- Google Driveにファイルをアップロードするアクションでは、格納先のフォルダを任意で指定してください。
■注意事項
- GmailとGoogle DriveのそれぞれとYoomを連携してください。
- トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
- プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。
- ブラウザを操作するオペレーションはサクセスプランでのみご利用いただける機能となっております。フリープラン・ミニプラン・チームプランの場合は設定しているフローボットのオペレーションはエラーとなりますので、ご注意ください。
- サクセスプランなどの有料プランは、2週間の無料トライアルを行うことが可能です。無料トライアル中には制限対象のアプリやブラウザを操作するオペレーションを使用することができます。
- ブラウザを操作するオペレーションの設定方法はこちらをご参照ください。