■概要
Amazon Seller Centralでの新規注文は、迅速な確認と対応が求められますが、都度管理画面にログインして確認し、チームに共有するのは手間がかかる作業ではないでしょうか。このワークフローを活用すれば、Amazon Seller Centralで新しい注文情報が作成されると、その内容を自動でMicrosoft Teamsに通知できます。手作業による共有の手間を省き、チーム全体での迅速な情報共有を実現します。
■このテンプレートをおすすめする方
- Amazon Seller Centralの注文情報をMicrosoft Teamsで共有しているEC運営担当者の方
- 注文情報の確認や共有の遅れ、通知漏れなどの課題を解決したいチームリーダーの方
- 手作業による情報共有プロセスを自動化し、コア業務に集中したいと考えている方
■このテンプレートを使うメリット
- Amazon Seller Centralで注文が入ると自動で通知が届くため、これまで情報共有にかかっていた時間を短縮し、迅速な顧客対応が可能になります。
- 手作業による情報の転記ミスや、共有漏れといったヒューマンエラーを防ぎ、正確な注文情報の共有を実現します。
■フローボットの流れ
- はじめに、Amazon Seller CentralとMicrosoft TeamsをYoomと連携します。
- 次に、トリガーでAmazon Seller Centralを選択し、「注文情報が作成されたら」というアクションを設定します。
- 続いて、オペレーションでAmazon Seller Centralの「注文の購入者情報を取得」「注文の配送先住所を取得」「注文の商品情報を取得」アクションをそれぞれ設定し、通知に必要な情報を取得します。
- 最後に、オペレーションでMicrosoft Teamsの「チャネルにメッセージを送る」アクションを設定し、前段のオペレーションで取得した情報をメッセージに含めて通知します。
※「トリガー」:フロー起動のきっかけとなるアクション、「オペレーション」:トリガー起動後、フロー内で処理を行うアクション
■このワークフローのカスタムポイント
- Amazon Seller Centralのトリガー設定では、対象としたいマーケットプレイスIDや販売地域を任意で設定することが可能です。
- Microsoft Teamsへの通知設定では、メッセージを送るチームやチャネルを任意で指定できます。また、通知本文に固定のテキストを入れるだけでなく、前段のオペレーションで取得した購入者名や商品情報などの値を変数として埋め込むといったカスタムが可能です。
■注意事項
- Amazon Seller Central、Microsoft TeamsのそれぞれとYoomを連携してください。
- Microsoft365(旧Office365)には、家庭向けプランと一般法人向けプラン(Microsoft365 Business)があり、一般法人向けプランに加入していない場合には認証に失敗する可能性があります。
- トリガーは5分、10分、15分、30分、60分の間隔で起動間隔を選択できます。
- プランによって最短の起動間隔が異なりますので、ご注意ください。